多くの人が一攫千金を夢見て購入する宝くじですが、
その収益金は一体どんなことに使われているのか意外と知られていません。
なんとなく社会貢献に使われているというイメージがありますが、
実際のところはどうなんでしょうか。
今回はそんな宝くじの収益金の使い道について調べてみました。

目次

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実は宝くじの当選金は半分以下

宝くじの収益金とは、宝くじの売上金額から、
必要経費(印刷代や販売手数料)と当選金を引いた分のことになります。

今回調べて驚いたのが、宝くじの売上金のうち、
約46%程度しか当選金にはならない
ということです。

この数値は実はパチンコや競馬といったギャンブルと比較しても、
圧倒的に低い期待値となっていて、
宝くじは最も勝ちにくいギャンブルと言っても過言ではありません。

宝くじの収益金は約40%

当選金と経費を差し引いた後、
売上の約40%が収益金として使われています。

この収益金は、全国の都道府県や指定都市に振り分けられ、
高齢化対策、防災や公園整備、福祉事業などに使われています。

また、東日本大震災復興宝くじでは、
被災した港の復旧工事家屋の取り壊し・撤去などの事業に充てられました。

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こんな身近なものも宝くじの収益金でできている

実は、私たちの身近にあるものが宝くじの収益金でできていたりするんです。

例えば、博物館や中学や高校、
地域のスポーツセンターや動物園などもあります。

身近なところでは、地域の公園なんかも宝くじの収益金でできています。

そのような場所には、よく見ると宝くじの収益金で建てられたことを示す
以下の画像のような小さな印があったりします。

出典:http://miyazaki.fool.jp/blog/?p=11493

社会貢献広報にも使われている

宝くじの収益は様々な形で社会貢献に使われています。

こうした社会的な意義を広く知ってもらうために、
宝くじの収益金の一部は宝くじの広報に利用されてもいます。

ポスターやチラシでの広報活動や、地域ごとに様々な事業を選定して、
宝くじの広報活動を行っています。

宝くじの収益は半分以上が社会貢献の為だった

なかなか当たらない宝くじですが、
当選発表まで夢を見させてくれることと、
こうした収益金の使われ方を見るとますます買いたくなりますよね。

高額当選した人のコメントを見てみると、
毎年欠かさず100枚単位で購入している方が多いようです。

確率的には金額も回数も多いほうが良いので、
当たり前と言えばそれまでですが夢を見続けられる信念があってこそですね。

もし当たらなくても、そのお金は無駄にはなっていないと思えば、
来年もまたチャレンジしても良いかなと思えますよね!

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