最近元横綱日馬富士暴行騒動や、行司の不祥事などで騒がれている相撲界です。
また、貴乃花親方が相撲協会の理事を解任された
というニュースも大変話題となりました。

そもそも相撲協会の理事の仕事とは何なのでしょうか。
また、どのようにして選出されるのでしょうか。

気になる人も多いと思い調べてみました。

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相撲協会の理事の仕事は?

貴乃花親方が解任されたことで知った方も多いと思う、相撲協会の理事
気になるその仕事内容はどのようなものなのでしょうか。
相撲協会は1925年に財団法人として設立されました。

相撲協会は、相撲競技の指導・普及、相撲に関する伝統文化の普及を目的としています。
そんな相撲協会は、評議員、理事、副理事、監事によって構成されています。
今回注目していく理事ですが、定員は10名から15名です。

理事は役職ごとに任命されている方が異なっており、役職に応じた仕事があります。
相撲協会のトップは理事長であり、現理事長は八角親方です。
理事長、事業部長、総合企画部長、広報部長の4つの理事が執行部として
協会運営を主に行っています。

今回一連の騒動で解任された貴乃花親方は、執行部の一つ下のランクの巡業部長でした。
また気になる給料ですが、理事は定例報酬として、月約150万円がもらえるそうです。
そして、この額に勤続手当や本部金手当などが加算されていきます。

理事はどのように選出されるの?

ここまで、相撲協会の理事の仕事内容や給与について見てきました。
では、どのように理事は選出されているのでしょうか。
まずトップである理事長の選出方法を見ていきましょう。

理事長の選挙は2年に1回行われ、偶数年の1月場所が終わった後に行われます。
投票権があるのは、相撲協会の10名の理事です。
基本的には各一門で話し合いをしており、事前に誰が理事長職に就くのか
決まっている
ので、選挙は殆どありません。

ですが、2016年には貴乃花親方が事前の話し合いとは裏腹に、
突如立候補しました。

この結果、八角親方と貴乃花親方による選挙が行われ、2人を除く8人の理事で
投票が行われました。
そして、6対2で八角親方の選出が決まりました。

一方、理事の選出方法ですが、理事10名と副理事3名の選挙は同時期に、
105名の親方による投票で行われます。
ただこれらの投票は、あくまで一門で事前に決められた人に投票するという
暗黙の了解のようなものがあります。
貴乃花親方はこの取り決めに反したことで、過去に破門となった過去があります。

様々な役職に分かれている理事 選出方法は特殊な選挙!

このように、様々な役職に分かれ仕事をしている理事。
選出方法は、一門による決定が大事という少し変わった形を取っています。
この方法は疑問視されていることもあり、今後の動向に注目です。

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