愛犬が高齢になり、「夜泣き」に悩まされているという飼い主さんもいるのではないでしょうか。

犬が夜通し吠え続けることで、「睡眠不足になってしまった、思わずイラッとしてしまう、近所トラブルが心配…」など、

老犬の夜泣きに飼い主さんが困り果ててしまうケースは少なくありません。

老犬の夜泣きの原因として、最も可能性が高いのが「認知症」です。

ただし、老犬が夜泣きをする原因は他にもあるため、自己判断をせずに、まずはかかりつけの動物病院に相談することが大事です。

この記事では、老犬の夜泣きの原因にはどのようなものがあるのか、どんな対処法があるのかを説明していきます。

この記事はこんな人におすすめ

  • 老犬の夜泣きに悩んでいる
  • 老犬の夜泣きの原因が知りたい
  • 老犬の夜泣きの対処法が知りたい

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老犬の夜泣きは寿命が原因ではない

老犬の夜泣きは寿命が原因ではありませんが、老化に伴って起こるケースが多いです。

老犬の夜泣きの原因には、以下のような5つの原因が考えられます。

老犬の夜泣きの原因1:認知症

老犬の夜泣きは、認知症の症状である可能性が高いと考えられています。

これは、全ての犬がなるわけではありませんが、犬も高齢になると人間の認知機能障害と似た、

いわゆる「ボケの症状」が出てくることがあります。

また、これといって理由もなく、単調で高い声で鳴くのは認知症の症状の一つでもあります。

老犬の夜泣きの原因2:病気やケガなどが原因で体が痛い場合

病気ケガ、長時間同じ体勢でいることでできる床ずれなどが原因で、体の痛みを訴えて鳴くことがあります。

老犬の夜泣きの原因3:視覚や聴覚の衰えによる不安

老化が進んでくると、ものが見えづらくなったり、音が聞こえづらくなったりします。

また、自分の身に起こっている「老い」に混乱を覚えて、精神的に不安定になって夜泣きをすることがあります。

老犬の夜泣きの原因4:要求を満たしてほしいとき

お腹が空いた、トイレに行きたい、かまってほしいなど、飼い主さんに要求を満たしてほしくて鳴くことがあります。

ここで注意してほしいのが、老犬の要求鳴きは、ワガママや甘えだけではないということです。

例えば、「ごはんはまだ?」「何言っているの、さっき食べたばかりでしょ」

という認知症の典型的な会話例がありますが、老犬の場合、まさにこのやり取りが起こります。

これは、脳の老化に伴って満腹中枢が衰えたり、記憶力や時間の感覚が低下してきたりしたために起こるものです。

そのため、食べたことを覚えていなかったり、どれくらい食べたかわからなかったりしてしまうのです。

また、何かをしたいときに、飼い主さんの助けを必要として鳴いていることもあります。

何かを要求して鳴いているときは、無視せず要求を満たしてあげることで、安心させてあげてください。

老犬の夜泣きの原因5:生活のリズムが崩れたとき

高齢になると、昼夜逆転してしまうことがあります。

また、眠ってばかりいる時間が増えることで、生活リズムが崩れてしまい、夜泣きにつながってしまうことがあります。

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老犬の夜泣きがおさまらないなら睡眠薬やサプリメントを処方してもらおう

老犬の夜泣きは、対応によって改善することがありますが、どうしても鳴き止まないという場合もあるかもしれません。

このような場合、睡眠薬の服用を検討することもひとつの手段です。

また、認知症を遅らせるためのサプリメントも販売されています。

しかし、薬には副作用があるため、判断が難しいところでもあります。

まずは、かかりつけの動物病院に相談し、愛犬に合った薬を処方してもらいましょう。

老犬の夜泣きの対処法

夜泣きをするとき、最初に見極めたいのが、本当に鳴く理由は何にあるのかということです。

いつもと比べて「おかしいな」「変だな」と感じたら、早めに動物病院に相談することをおすすめします。

では、老犬の夜泣きには、どのような対処法があるのでしょうか。

一緒にいてあげる

老犬になると、視覚聴覚が衰えていきます。

そのため、周りの状況がよくわからなかったり、飼い主さんの気配を感じとれなかったりすると、

不安や寂しさから夜泣きをすることがあります。

このようなときに、愛犬の居場所を飼い主さんのそばにすることで、不安にならないような環境をつくってあげるといいでしょう。

また、愛犬と一緒にいてあげることで、いつでも声をかけたり、なでてあげたりできますので、

犬自身にとっても飼い主さんにとっても安心できるのではないでしょうか。

愛犬の居場所を飼い主さんのそばにすることが難しい場合は、

飼い主さんの匂いが付いた衣類などをそばに置いておくのもおすすめです。

要求に応えてあげる

愛犬が夜泣きをするとき、何か不満に思っていることはないかを探って対応してあげると改善することがあります。

例えば、「体が痛い、寒い、寝床が硬くて痛い、トイレに行きたい、寝返りを打ちたい」など、

体調不良や環境への不満が原因で鳴いている場合があります。

このときに、思い当たることがあったら、解決してあげることで愛犬の不安を取り除くようにしましょう。

特に、老犬の要求鳴きは、自力で行うことができなくて飼い主さんに助けを求めている場合が多いです。

愛犬がなぜ鳴くのか、状態を観察して要求を予想し、要求に応えてあげるようにしてくださいね。

生活のリズムを整えてあげる

犬の老化が進むと、昼夜が逆転してしまうケースは多いです。

そのため、夜中に鳴かせないようにするために、昼は目覚めて夜は熟睡するという形に体内時計を修正するのがポイントです。

例えば、日中散歩に連れ出してみたり、適度な運動で体を疲れさせたりすることで

夜にぐっすり眠れるように生活のリズムを整えてあげましょう。

また、体内時計は日光浴をすることで調節できるので、

寝たきりでも窓際に寝床を移動して、ひなたぼっこをさせてあげると、体内時計の狂いを正すことができます。

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老犬の夜泣きは無視せず寄り添ってあげよう

老犬の夜泣きの原因にはどのようなものがあるのか、どんな対処法があるのかをお話しましたが、いかがでしたか?

老犬の夜泣きは、飼い主さんにとっても犬自身にとっても辛いものです。

愛犬が夜中に鳴き続ける姿を見るだけで気が滅入ってしまいますし、

近所トラブルに発展してしまうかもしれないと考えるだけで、心身ともに疲れてしまうケースは多いです。

このときに、無視せずに寄り添ってあげることが大事です。

鳴き止まないからといって、決して怒鳴ったりたたいたりしないようにしましょう。

また、老犬の夜泣きに悩んだら、飼い主さんが頑張りすぎず、自分を追い込みすぎないようにすることも大切です。

愛犬の世話を家族で分担したり、獣医師さんに相談したりして、夜泣きと上手に付き合う方法を見つけてみてくださいね。

以下がこの記事のまとめです。

・老犬の夜泣きの原因は寿命ではないが、老化に伴って起こりやすい

・老犬の夜泣きの原因をはっきりさせるために、動物病院に相談する

・老犬の夜泣きの原因は、認知症の場合がある

・老犬の夜泣きの原因は、病気やケガなどが原因で体が痛い場合がある

・老犬の夜泣きの原因は、視覚や聴覚の衰えによる不安がある

・老犬の夜泣きの原因は、お腹が空いている、トイレに行きたいなどの要求をしている場合がある

・老犬の夜泣きの原因として、生活のリズムが崩れたときなどがある

・老犬の夜泣きがおさまらないときは、睡眠薬やサプリメントを服用することを検討する

・老犬の夜泣きの対処法は、一緒にいてあげることである

・老犬の夜泣きの対処法は、要求に応えてあげることである

・老犬の夜泣きの対処法は、生活のリズムを整えてあげることである

・老犬の夜泣きは無視せず寄り添ってあげることが大切である

・飼い主さんが頑張りすぎないことが大切である

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