だるまは願い事を祈願するときに目に墨を入れますよね。
受験や選挙などで良く目にするだるまですが、
実は背中に願い事を書くこともあるそうです。
今回はそんなだるまの背中に願い事を書く意味や
正しい祈願の方法について調べてみました。
目次
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そもそもだるまとは?
だるまは、仏教の一派を開祖した達磨(だるま)という人物のことです。
現在は宗教の枠を超えて、縁起物として広く認知されていますね。
一般的には、目が白いままで販売されて、
願いが叶ったときにその目を書き入れる風習があります。
良く選挙で当選した人がだるまの目に墨を入れていますね。
全国シェアでも約8割がこの高崎だるまだそうです。
だるまは地域ごとにいろいろな種類がある
赤い丸型のだるまが一般的ですが、
実は地域によって形や色が違うようです。
また、地域名の名前がついただるまもあるようです。
例えば、群馬県の高崎だるま、埼玉県の越谷(こしがや)だるまがその一つですね。
高崎だるまは、選挙の際によく使われているそうです。
だるまの正しい祈願の方法
地域や願い事の種類によって、右と左の順番や、
両目を書く場合もあるようですが、
一般的には向かって右側の左目から目を書き入れる。
そして願いが叶ったら向かって左側の右目を書き入れます。
これには「右に出るものはいない」という勝負強さなどを意味する由来があります。
そして目を入れるという行為は、心の目の開眼を表します。
置く場所はきまりはありませんが、
目につきやすい場所や、南から東の方角に顔が向くようにすると良いとされています。
願いが叶った場合、その次はもう一回り大きなだるまにするというのも特徴です。
奉納は、お正月の飾りなどの供養と一緒に焚き上げ供養をしてください。
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願い事を背中に書くのは正しいの?
出典:http://www.mjls.jp/blog/2011/01/post-40.html
一般的なのはだるまの背中に自分の名前を書くことですが、
願い事を書くという人もいます。
正式なしきたりがあるわけではないようですが、
だるまを販売しているお店でも名入れや願い事を書き入れるサービスを行っているようなので、
思い思いの使い方をしているというのが実際のところです。
最近では警視庁が解決した事件名を背中に書き入れただるまを、
前橋市長に渡したというニュースもありました。
だるまを買うならだるま市がおすすめ
だるまを販売している各地で、だるま市と呼ばれるイベントが開催されています。
有名なところでは、高崎だるま市、川崎大師、前橋だるま市などです。
正月や2月、3月に開催されるところもあるので、
近くの市に参加してみるのもおもしろいかもしれませんね。
だるまの背中に願い事を書くのは正しい? まとめ
だるまに背中に願い事を書くこと自体は正式なしきたりではありません。
けれどだるまは縁起物で、そもそも願いと一緒にあるものなので、
目を入れるときに、そこにある想いがどんなものかを書く人も出てきたのでしょうね!
受験や選挙だけでなく、何かの勝負事や叶えたい願いがある時には、
だるまに願いをかけてみましょう!
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