年間の観光者数が800万人を超える沖縄県。

観光に力を入れている反面、数多くの米軍基地を負担しているという側面も抱えており、最近なにかと世間を騒がせております。

今回は、沖縄の米軍基地のひとつである普天間基地を辺野古移設することについてのメリットとデメリットを中心に説明していきたいと思います。

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辺野古移設のメリットとデメリットとは?

なぜ移設先を沖縄県内の辺野古にしようとなったのか?
メリットとデメリットをまとめました。

【メリット】
・普天間飛行場よりも騒音や事故被害が大幅に減る
・普天間の場合は毎年のように地代収入が見込める
・移設先の辺野古で経済効果が見込める

【デメリット】
・辺野古周辺の治安が悪くなる可能性がある
・辺野古移設場合、地代収入が見込めなくなる
・移設に6千億円という膨大な費用がかかる見込み

そもそも普天間基地とは?

正式名称『普天間飛行場(ふてんまひこうじょう)』と言い、沖縄県の宜野湾(ぎのわん)市にあるアメリカ軍海兵隊の基地となります。

その面積は約480ヘクタールであり、東京ドームおよそ102個分と広大なものです。

ちなみに、これは宜野湾市の面積の約4分の1を占めてます。

当然ながら、それだけ住宅地にも近いため、世間からは「世界一危険な基地」とも言われてます。

1988年の湾岸戦争のときや2003年のイラク戦争の時には、出撃の拠点ともなった場所でした。

また、基地面積の約90%が私有地であったために、今でも約2800人の地権者へ地代収入が国から支払われています。(なぜアメリカ軍が支払わないのかが最大の疑問です・・・)

普天間基地を移設するに至った経緯

なぜ普天間基地を移設するという話が突然出てきたのか?

それは、1995年に沖縄米兵少女暴行事件がキッカケとなり、アメリカ軍が日本、とくに沖縄県に集中的に駐留することに対しての大規模な反対運動がおきたことから、移設が検討され始めたのです。

当時の首相であった橋本龍太郎首相は、当時のアメリカ大統領であったクリントン大統領との日米首脳会談において、普天間基地の全面返還を目指そうという内容で合意に至りました。

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普天間基地には他にも問題がある!

移設のキッカケは少女暴行事件でしたが、それ以前から様々な問題がいくつもありました。

前述のとおり、普天間基地は「世界一危険な基地」と言われるくらい、周辺に数多くの住宅や小学校が密集してます。

実際に、2017年12月に普天間基地から飛び立ったヘリコプターの窓枠が外れて小学校の校庭に落下し、児童がケガをする事故まで起きています。

ヘリや戦闘機が離陸や着陸するときの騒音の問題も、年々深刻化している実状もぬぐえません。

その騒音の被害は、眠れないといった生活に大きな支障が出てしまっている等、周辺住民が国に対して訴訟を起こすほど酷いありさまです。

辺野古移設に関しての賛成派、反対派の意見

 次に、辺野古移設について賛成と反対の意見を以下にまとめました。

【賛成派】
・普天間飛行場の危険性を取り除ける
・近隣大国への軍事的抑止力が必要なため沖縄県内での移設は必要
・地代収入が入る

【反対派】
・サンゴ礁など生態系への影響が出るのでは
・基地から出る排水や排油により環境が汚染されてしまうのではないか
・埋め立て建設により、大事な漁場が失われてしまうのではないか

辺野古移設のメリットデメリットのまとめ

 物事にはメリットデメリットがあるのは常識ではありますが、やはり自国の人が基地負担に関して迷惑に思っている以上、何かしら落としどころを見つけて解決させなければいけないでしょう。

少なくとも一つ言えることは、物騒な世の中だからどの国も武装が必要なだけなので、世界平和こそが武器や基地をなくすことができる究極の問題解決方法であると思います。

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