パソコンやタブレット端末が普及していく中で、学校や仕事の場面ではまだまだ使われるペン類。

シャープペンやボールペンもまだまだなじみは深いかと思われます。

今回は、そのペンの中でも『サインペン』『マジックペン』について解説していきたいと思います。

目次

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サインペンとマジックペンの違いとは?

簡単に違いを解説すると、『サインペン』は『ぺんてる株式会社』の登録商標

『マジックペン』の正式名称は『マジックインキ』で『株式会社内田洋行』の登録商標

このような違いです。

ではもっと詳しく解説するとどのような定義なのでしょうか?

サインペンは水性・油性どっち? 定義は?

サインペンのインクは水性のもののことを指します。

定義はというと、先ほども述べた通り、みなさんがよく言っている『サインペン』とは『ぺんてる株式会社』の登録商標名です。

ですから正式名称としては、そのまま『サインペン』。

一般名称としては『フェルトペン』とか『マーカー』などと言われています。

マジックペンは水性・油性どっち? 定義は?

マジックペンのインクは、油性インクのものが多いですが水性インクのものも発売されてます。

『マジックペン』とは、一般的には『マジック』の名称でなじみが深いかと思います。

こちらの正式名称は『マジックインキ』といい、『株式会社内田洋行』の登録商標名なのです。

『マジックインキ』の一般名称としては、『フェルトペン』とか『マーキングペン』と言います。

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『染料』とか『顔料』というのもあるが、その意味は?

ペンを使っていると、説明文のところに『染料』とか『顔料』といった表記があるかと思います。

実はコチラについても、きちんとした意味があります。

【染料】
化学的に作ったもの。水に溶けやすく、発色がとても鮮やかで、耐光性に弱いです。

【顔料】
鉱物等の天然物から作ったもの。水にはとけませんが、耐光性に強いです。

先述したように『ペン』には『油性』や『水性』のものがあり、その中でさらに『染料』と『顔料』に分かれるため、大きくは合計4種類のペンが存在することになります。

以下に、その4種類のぺんを作る代表的な企業を掲載しておきます。


【油性×染料】

・寺西化学
・ゼブラ
・パイロット
・三菱鉛筆
・サクラクレパス
・ぺんてる
・トンボ鉛筆
・シャチハタ

【油性×顔料】
・三菱鉛筆
・ぺんてる     
・パイロット
・サクラクレパス
・寺西化学 

【水性×染料】
・寺西化学
・ゼブラ
・パイロット
・三菱鉛筆
・サクラクレパス
・ぺんてる
・トンボ鉛筆 

【水性×顔料】
・寺西化学
・ゼブラ
・パイロット
・三菱鉛筆
・サクラクレパス
・シャチハタ

まとめ

昔からの名のあるメーカーが製作している油性ペンや水性ペン

パソコンやスマホやタブレットがどんどん増えていますが、紙に自分の手で書くという基本的な動作は古代から続いている人間の原点といっても過言ではありません。

たまにはスマホのスケジュールに打ち込むのを一休みして、紙のスケジュール帳にペンで書きこんでみてはいかがでしょうか。

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