プロ野球では、キャンプ、オープン戦などが行われ、チームごとに開幕スタメンを選ぶ時期になるととても盛り上がりますよね。

やはり一番の注目は、高卒ルーキーの活躍でしょう。

そこで、今回は高卒ルーキーが開幕投手を務めた事はあるのかに焦点を当てて紹介していこうと思います。

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過去に高卒ルーキーで開幕投手を務めた選手は?

では、過去に開幕投手を務めた経験のある高卒ルーキーはいるのでしょうか。

調べてみた結果、過去に3人いるということがわかりました。

1人目は、1952年の広島、太田垣善夫(おおたがきよしお)投手です。

Yoshio Bizen 1959 Scan10001.jpg

出典:https://ja.wikipedia.org

この投手は尾道西高校出身で、対松竹戦に登板し、完投勝利をあげました。

2人目は、1954年の阪急、梶本隆夫(かじもとたかお)投手です。

Takao Kajimoto1954.jpg

出典:https://ja.wikipedia.org

梶本投手は、多治見工業高校出身で、対高橋戦に登板し、6イニングを投げて勝利投手となりました。

3人目は、1956年の東映、牧野伸(まきののぶる)投手です。

牧野投手は武生高校出身で、対毎日戦に登板し、5イニングを投げて勝ち負けはつきませんでした。

このように、3人の高卒ルーキーで、開幕投手を務めた選手がいますが、最近はいませんね。

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近年高卒ルーキーで大活躍をした選手は?

では、近年高卒ルーキーで大活躍した選手を、開幕投手に限らず見ていきましょう。

まずは投手からです。

一人目は、今年メジャーリーグ挑戦を果たす大谷翔平投手です。

大谷投手は高卒ルーキーでありながら、二刀流として活躍しました。

投手としては、13試合に登板し3勝、防御率は4.23でした。

野手としては、打率.238、3本塁打、20打点、4盗塁という成績を収めました。

づづいては、藤浪晋太郎投手です。

藤浪投手は、24試合に登板し、10勝6敗、防御率2.34という成績を収めました。

新人王は取れなかったものの、連盟特別表彰を受賞しました。

田中将大投手も高卒ルーキーながら大活躍をしました。

28試合に登板し、11勝7敗、防御率3.82という成績を収めました。

そして、新人王を獲得しました。

 

続いて野手について見ていきましょう。

森友哉選手は、打率.275、6本塁打、15打点という成績を収めました。

また、46年ぶりの、高卒ルーキーの3試合連続本塁打を達成しました。

少し昔にはなってしまいますが、立浪和義選手王貞治選手以来のセリーグ高卒ルーキー開幕スタメンを勝ち取りました。

そして、打率.223、4本塁打、18打点、22盗塁という好成績を収めました。

この活躍で新人賞を獲得しました。

難易度の高い高卒ルーキー 今年は大型ルーキーが現れるのか?

ここまで見てきたように、高卒ルーキーで1年目から活躍するのは、なかなか難しいようです。

今年は、清宮選手や、中村選手など期待の高卒ルーキーが何人もいます。

どのような活躍をしてくれるのか期待です。

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