総務省は2016年のマイナンバー制度導入に伴って、ファミマ、ローソン、セブンなどのコンビニをはじめ、

全国の多くのスーパーや郵便局の端末を使って、住民票や印鑑証明などの発行ができる行政サービスをスタートさせました。

日々忙しく過ごしているサラリーマンのほとんどは、いざ住民票が必要となっても、

会社と役所の休日は重なっていることが多く、なかなか窓口に行くことができませんから便利になりました。

今回は、住民票をファミマ、ローソン、セブンなどのコンビニで交付するやり方と必要なものについて、

営業時間や、料金を交えて詳しく説明していきます。

目次

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住民票をコンビニ(ファミマ・ローソン・セブン)で交付するやり方は? 時間や料金も解説!

住民票をコンビニで交付するやり方 【ファミマ編】

では、最初にファミリーマートに設置のマルチコピー機で住民票を受け取ってみましょう。

対応時間は原則6時~23時ですが、役所の窓口よりはるかに長いですね。

それでは手順を追った機械操作です。

    1. (1) メインメニュー画面の右中段の「行政サービス」をタッチ

    2. (2) 「行政サービス」のメニューが出たら「証明書交付サービス」をタッチ

    3. (3) 利用上の同意事項が表示されるので、ちゃんと確認してから「同意する」をタッチ

    4. (4) 画面に、マルチコピー機のカードリーダーにマイナンバーカードあるいは住基カードをセットするよう表示される

    5. (5) リーダーにカードをセット(表でも裏でもOK)

    6. (6) 画面に出る「お住まいの市区町村の証明書」をタッチしてから、右下の「確定する」をタッチ

    7. (7) マイナンバーカードの暗証番号を入力

    8. (8) 「住民票の写し」をタッチ

    9. (9) 「本人のみ」「世帯全員」「世帯の一部」の選択肢画面から選んで「確定する」をタッチ

    10. (10) 「世帯主・続柄の記載」「本籍地・筆頭者の記載」「個人番号の記載」といった項目の有無を確定する

    11. (11) 印刷部数を選んで「確定する」をタッチ

    12. (12) 発行確認画面が表示されるので「確定する」をタッチ

    13. (13) ダウンロード完了のお知らせと料金が表示されるので、コイン投入口に硬貨を入れ、「プリント開始」をタッチ

    14. (14) 開始しますかの確認が出るので「はい」をタッチ

    15. (15) 少し待つと、住民票のプリントと領収書が出てきて、これでミッション完了!

手順数はやたらに多い気がしますが、指示に従ってポンポンとタッチして、あっという間です。

料金(手数料)は市区町村によって異なり、150~300円です。

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住民票をコンビニで交付するやり方 【ローソン編】

ローソンのマルチコピー機は、ファミマと同じシャープ製ですから、操作は同じ手順です。

ファミマと異なる点は、ローソン6時半~23時で、画面の色調がファミマに対し、ローソンです。

従って、操作手順は「以下同文」とさせてください。

料金(手数料)は市区町村によって異なり、150~300円です。

住民票をコンビニで交付するやり方 【セブン編】

セブンは富士ゼロックス製を使用、6時半~23時、操作方法はシャープと少し違うだけです。

メニュー画面はカラフルで、右側にあるピンクの「行政サービス」をタッチすることで始まり、

最後のプリントが出てくるところまで、レイアウトがちょっと違う点もありますがほぼ同じですから、

ファミマ、ローソンに慣れた人でも戸惑うことはありません。

途中、料金支払いはnanacoでもできるので、その際は1つ手順が増えますが、これもカンタンです。

料金(手数料)は市区町村によって異なり、150~300円です。

セブンで取得している動画がありました!

住民票はコンビニでマイナンバーカードなしで取れる? 通知カードでは?

住民票はコンビニでマイナンバーカードなしで取れる? 通知カードでは?

マイナナンバーカードも住民基本台帳カード(住基カード)もなしでは、住民票は取ることができません。

どちらかが必ず必要です。

「通知カード」はあくまで12ケタのマイナンバーをお知らせするもの、それ以外の目的や効力は持たないので、

マルチコピー機は受け付けてくれません。

 

ちなみにマイナンバーカード通知カード写真があれば簡単に申請できます。

申請方法は、郵送、インターネット(パソコン)、スマートフォン、さらにはまちなかの証明写真機からできてしまう(機種によります)というから驚きです。

詳しくは地方公共団体情報システム機構(J-LIS)のホームページのこちらから確認できます。

ただし、申請から発行までは1か月程度かかるので気を付けましょう。

住民票をコンビニで取るのに必要なものまとめ!

  • マイナンバーカードまたは住民基本台帳カードを所持し、持参すること
  • 住民登録をしている自治体がこの発行システムに参加していること
  • 手数料(市区町村によって異なり150~300円)

住民票のコンビニでの取り方! マイナンバーや本籍地が記載されているものは交付できる?

マイナンバー、本籍地ともに記載して交付可能で、上記ファミマの操作手順(10)の画面から指示できますね。

住民票をコンビニで交付するときに注意することは?

住民票という極めて個人的な、かつ公式なデータをオンラインで取得する以上、高度な偽造防止技術が採用されています。

たとえば、コピーすると「複写」という文字が浮かび、偽造されていないことが確認できます。

また簡単には確認できませんが、スクランブル画像偽造防止検出画像といった先端技術も採用されていますね。

マイナンバーが必要なことから、間違って他人の住民票がプリントされることはありませんが、

コンビニで住民票を交付する際は、その都度、操作画面の確認や、プリントの内容はきちんと確認し、

念のため、暗証番号の入力やマイナンバーをのぞかれないよう注意しましょう。

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