小さな体にキラキラとした大きな瞳、ピンと立った耳が愛らしい「チワワ」。
チワワは、飼いやすく人気のある犬種ですが、元気いっぱいで好奇心が旺盛なところや、
可愛らしいしぐさを見せるところが、とても癒やされますよね。
そんなチワワの性格ですが、溌剌(はつらつ)としていて献身的(けんしんてき)なところが特徴です。
また、オスとメスの性格の違いにはっきりとしたものはなく、飼ってからの環境やしつけ次第で性格は変わってくるといわれています。
この記事では、チワワの性格には具体的にどのようなものがあるのか、オスとメスの違いや、飼うときの注意点を詳しく説明していきます。
目次
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チワワの性格は溌剌としていて献身的! 警戒心が強く勇敢
チワワの性格は溌剌としていて献身的!
チワワは、小さな体や愛くるしい姿から、か弱く、おとなしい、臆病といったイメージを浮かべる方もいるかもしれません。
しかし、チワワは、溌剌としていて好奇心が旺盛、遊ぶのが大好きで活発な犬種です。
この元気いっぱいに動き回る姿が、とても可愛らしいですよね。
また、飼い主に対して愛情深く、忠実なところも性格の特徴といえます。
もちろんチワワの性格には個体差がありますが、基本的に溌剌としていて献身的な子が多いといわれています。
チワワの性格は警戒心が強く勇敢
チワワの性格には、溌剌としていて献身的といったもの以外に、
警戒心が強く、自分の身を守るために強気に吠えたり威嚇したりすることがあります。
また、見かけによらず勇敢なところもあります。
例えば、自分より大きな存在(人間や大型犬など)に、威嚇して吠えたり、
立ち向かっていったりする一面は、番犬としての役割も果たすほどです。
この勇敢なところは、もともと警戒心や縄張り意識が強いために、
怖くても逃げられない状況や、無理やり嫌なことをされたときなどに、身を守るために出る行動であるとも考えられています。
もちろん性格には個体によって違いがありますが、基本的には警戒心が強く、勇敢な性格を持ち合わせていると考えるといいでしょう。
チワワの性格のオスとメスの違いは?
チワワの性格において、オスとメスにはっきりとした違いはありません。
ただし、オスはメスよりも縄張りを気にする傾向があり、メスは順位に対して気まぐれな面を持っているといわれています。
また、どの犬種にも言えることですが、性別関係なくどの犬にも個体差はあり、さまざまな個性があります。
つまり、性別によって「これだ!」といえる決まった性格があるわけはなく、
飼い主と信頼関係を築き、しっかりとしつけを行うなど、飼ってからの環境やしつけ次第で性格が決まるのです。
このように、育った環境など、後天的なものが性格に影響するところは人間と一緒ですね。
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チワワを飼うときの注意点は? 性格が悪い、凶暴という話は本当?
チワワを飼うときの注意点
チワワを飼うときの注意点は、可愛いからといって甘やかしすぎないことです。
チワワは、その小さな見た目から、つい過保護に育ててしまいがちですが、他の犬と同様に世話やしつけが必要です。
これは、チワワを飼っている人によくある話ですが、小さいから「何をしても可愛いから許しちゃう!」というふうに、
犬に対する行動や態度が間違っていることで、犬に誤解させてしまうケースは意外と多いです。
チワワは性格が悪い? 凶暴?
また、チワワは「性格が悪い」「凶暴」などと言われてしまうことがあります。
これは飼い主と信頼関係がきちんと築けていなかったり、甘やかして育ててしまったためにワガママで攻撃的な性格になったりした場合に言われてしまうことが多いです。
チワワを飼ううえで、よく起こりがちな困りごと・お悩み
・自分の要求を通そうとするあまり激しく吠えてしまう
・嫌なことや気に入らないことがあると、うなって噛みついたりする
・人や犬が怖くて吠える
・散歩のときに怖がって歩かない
チワワのような体が小さい犬種は、強気に吠えたり威嚇したりして自分の群れを守ろうとする傾向があります。
そのため、しつける際は、人間の社会に慣れさせる飼い方が必要になってきます。
チワワを飼う際は、飼い主がしっかりとチワワのリーダーになることで信頼関係を築くことがその近道です。
いろいろなものや人、犬に触れる機会をつくることでチワワに社会性を身につけさせるようにしましょう。
チワワの性格は飼ってからの環境やしつけ次第! しつけはやっぱり大事!
チワワの性格はしつけで決まる
チワワの性格は、飼ってからの環境やしつけ次第で決まります。
そのため、やっぱり「しつけ」が一番大事だということがいえるでしょう。
また、子犬の時期にきちんとしつけを行うことや、いろいろな人やもの、犬と触れあう機会を多く作ってあげることがとても重要です。
子犬の社会化期とは?
例えば、生後4カ月半くらいまでの時期を子犬の「社会化期」と呼びますが、この頃の子犬は、好奇心があって何にでも興味を持ちます。
また、社会化期は恐怖心が少なく、人やものをあまり怖がりにくいため、いろいろな刺激を受け入れることができるのです。
この時期に、いろいろな人や犬と触れあう機会をつくることや、いろいろな体験を積むことで、人や犬を怖がらずに上手に付き合うことができるようになります。
過保護にも気を付けよう
また、チワワは利口で飼い主に従順なため、比較的しつけのしやすい犬種でもあります。
これからチワワを飼いたいという方は、過保護に育てたり甘やかしたりしないように気を付けましょう。
そして、いろいろな体験を多く積むことで、友好的で落ち着いたチワワに育てるようにしましょう。
チワワの性格のまとめ
以下が、この記事のまとめです。
・チワワの性格は、溌剌としていて献身的
・チワワの性格は、警戒心が強く、勇敢
・チワワの性格において、オスとメスの違いにはっきりとしたものはない
・チワワが「性格が悪い」「凶暴」と言われるのは、飼い主との信頼関係が築けていなかったり、甘やかして育てた結果ワガママで攻撃的な性格になったりした場合に、そのように言われることが多い
・チワワの性格は、飼ってからの環境やしつけ次第で決まってくる
チワワは基本的な性格から、吠えやすい傾向にあります。
しかし、決してチワワが悪いわけではなく、飼い主がチワワのことを理解したうえで、上手にしつけをすることが大事です。
ぜひ、チワワとのペット生活を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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