秋になるとあちこちの山々が美しい紅葉に染まりますが、
比較的簡単に標高2500mもの山で紅葉を楽しめる場所があります。
今回はそんな魅力的な場所、長野県の千畳敷カールを紹介します。

目次

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千畳敷カールってどんなところ?

まずは読み方から、「せんじょうじきカール」と読みます。
長野県の駒ヶ根市と宮田村にまたがる木曽山脈(通称:中央アルプス)、
宝剣岳のすぐ下に広がるカールのことです。

カール氷河の浸食作用によってできる広いお椀状の谷のこと。
山頂すぐ下の斜面がまるで大きなスプーンでえぐられたように
くぼんでいるのが特徴です。
日本では日本アルプスや北海道の日高山脈で見ることができます。

最寄駅からロープウェイで8分という手軽にアクセスできる山ですが
一面に広がる植物を始めとした雄大な自然は一瞬日本にいることを忘れるほど。
四季折々の表情を見せてくれる千畳敷カールは何度でも訪れたい場所です。

下記は2012年の10月4日に撮影された紅葉の動画です。

千畳敷カールの紅葉の見ごろはいつ? アクセス方法は?

【見頃】
千畳敷周辺:9月下旬~10月上旬
昨年は9/21頃から見頃を迎えています。

ロープウェイ区間:10月上旬~10月下旬
昨年は9/29頃から見頃を迎えています。

路線バス区間:10月下旬~11月中旬
昨年は10/31頃から見頃を迎えています。

【アクセス】
・電車の場合
JR駒ヶ根駅から路線バスに乗車し、しらび平駅で下車(約45分)
ロープウェイに乗り千畳敷駅着(約8分)

・車の場合
中央自動車道駒ヶ根ICから県道に乗り菅の台バスセンターへ(約3分)
菅の台バスセンターから一般車両は進入禁止となるため
路線バスに乗り換え、しらび平駅で下車(約30分)
ロープウェイに乗り千畳敷駅着(約8分)
※菅の台バスセンターに有料の駐車場があります。(350台分)

【関連サイト】
駒ヶ谷ロープウェイのホームページ
https://www.chuo-alps.com/

一般社団法人 駒ヶ根観光協会のホームページ
http://www.kankou-komagane.com/alps/

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千畳敷カールの混雑状況は?

千畳敷カールは実は標高が2500m程あります。
富士山が標高3776mと考えるとかなり高いことがわかりますね。

都内や名古屋方面からも比較的簡単にアクセスできるにも関わらず
秋になれば山一帯が美しい紅葉に染まる千畳敷カール。
紅葉時期の休日はロープウェイが最大120分待ちなんてことも!

千畳敷駅に向かう菅の台バスセンターで始発のバスでも行列ができるそう。
混雑を少しでも避けるため車中泊する方までいらっしゃるそうです。
行列に並ぶのはどうしても嫌だと言う方は
深夜~早朝に菅の台バスセンターにいるくらいの気合いが必要かもしれません。

バスの混雑を避ける一番の方法としては
千畳敷駅にある千畳敷ホテルに宿泊すること
ですが、
紅葉の時期は例年予約がすくに埋まってしまいます。
ホテル千畳敷:https://www.chuo-alps.com/hotel/

ロープウェイの混雑予報カレンダーも参考にしてみて下さい。
https://www.chuo-alps.com/wp-content/uploads/2017/03/congestion_2017.pdf

2017年千畳敷カールの紅葉の見頃と混雑状況のまとめ

今回は千畳敷カールの紅葉の見ごろや混雑状況について紹介しました。
紅葉の名所ということでどうしても混雑してしまいますが、
ぜひ一度は訪れて頂きたい絶景スポットです。

アクセスは比較的簡単ですが標高が2500mある山です。
歩きやすい靴、動きやすい服装で行くようにして下さいね。
1枚多めに上着を持って行くことをおすすめします。

 

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