赤ちゃんが生まれてからすぐ執り行う行事に『お七夜(おしちや)』があります。
赤ちゃんの命名式とともにお祝いをする大事な行事ですが、赤ちゃんが生まれてからすぐの行事なだけに、
忙しさゆえ仕方なく「お七夜をしない」と決めた人も多いと思います。
そんなとき、夫婦お互いの両親や親戚にどう伝えたらよいか悩みますよね。
伝えるにしてもできるだけ角が立たないようにしたいものです。
今回はそんな「お七夜をしない!」と決めた場合の伝え方を伝授していきます。
また、気が変わって「する」ときめた場合は、意味や由来、週数の数え方くらいは基礎知識として知っておきたいもの。
それらについても解説していきます。
目次
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お七夜をしない場合の伝え方!
赤ちゃんが産まれてすぐの行事なだけに、まず大事にしたいのは赤ちゃんとお母さん体のことです。
バタバタしていて特にお七夜をしない理由を伝えなくても両親がスルーしてくれたという家もありますし、
伝えるにしてもお七夜をしない理由としてきちんと
「今は赤ちゃんと○○さん(お母さんの名前)の体を大事にしてゆっくり休んでもらいたいから」
と伝えれば、まずわかってもらえるでしょう。
それと、赤ちゃんをお祝いする行事は、生後30日前後には『お宮参り』、生後100日には『お食い初め』と続きます。
ですので「お七夜をしない」場合の伝え方のもう一つとして、
「この子のお祝いは『お宮参り』(または他のお祝い行事)のときにしっかりしますので、お七夜のお祝いは見送らせてください」
という風に伝えれば納得してもらいやすいのではないでしょうか?
お七夜をする場合に知っておきたい意味や由来とは?
お七夜をしないと決めていても、やはりしなくなるというケースもあるかと思います。
その場合には基礎知識として意味や由来を知っておくと、よりお祝いが意味深いものになります。
また、しない場合も自分がスルーした行事はこんな行事だったのかと知っておくと、
「これだけ意味のある行事だけど、こんな理由でしなかった」というのが記憶に残り、
後からお七夜を控えている友人や兄弟に参考情報として伝えやすくなるというメリットもあります。
ですので、是非これから先の文章も読んでみてください。
そもそもお七夜とは赤ちゃんが生まれて7日目にやるお祝い行事です。
最近では、赤ちゃんにつけた名前をお披露目する日という意味合いもあり、「命名式」と呼ばれることもあります。
その昔、赤ちゃんというのは生まれてからすぐに亡くなってしまうことが多々ありました。
そこで、出産後1、3、5、7、9日目の奇数日に、赤ちゃんが無事に元気に成長できますようにと神様にお祈りをしていました。
その流れで、7日目の「お七夜」だけが風習として最終的に残ったわけです。
他に由来としては、生まれて6日間は赤ちゃんは神の子であって、7日目に人の子になるという由来もあります。
お七夜をする場合に知っておきたい生後の日数の数え方!
前述したとおり、「お七夜」は赤ちゃんが生まれてから7日目に行います。
ですが、その数え方は生まれた日を数えるのか数えないのか悩みますよね。
一般的には、赤ちゃんが生まれた日を1日目として数え、7日目の夜に行います。
ただし、地域によっては生まれた日を0日目と換算する地域もあるそうなので、ご両親に前もって相談しておくと良いでしょう。
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お七夜をする場合に知っておきたいお祝い方法とは?
以前は神社で参拝を行った後に、家族で食事をするというのが通常の流れでした。
現在では、夫婦お互いの両親を呼んで赤ちゃんの命名式と食事を行うのがメインとなってます。
食事としては、「祝い膳(いわいぜん)」とするのが習わしです。
祝い膳としては
・尾頭付きの鯛の塩焼き
・刺身
・天ぷら
・昆布等
になります。
出典:http://nanaosakana.com/t_68175/info/page/155
金額としては1人あたり3000円からが相場です。
また、予算に合わせて「祝い膳」を用意してくれる業者も存在するので、うまくリサーチして業者を選定しましょう。
お七夜をしない場合の伝え方は「体調を優先」を理由に!
「お七夜」は生後一週間程度で行う初の行事なので、赤ちゃんやお母さんにとってはまだ体調が万全でない場合もあるかと思います。
実際、「お七夜」を行わないという家庭も全体の6割程度にも上ります。
赤ちゃんの行事は、生後1ヶ月後には「お宮参り」、100日後には「お食い初め」とお祝いする機会はまだあります。
赤ちゃんやお母さんの体調次第では無理にやるようなイベントではないので、
無理をして体調を崩し、折角のお祝い事が台無しになってしまわないように気を付けてください。
お七夜をしない場合はきちんと「赤ちゃんとお母さんの体調を優先したいから」と伝えるようにしましょう。
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