就職活動、それは社会に出で行くにあたり大部分の方が経験しなければならないことです。

就職活動中は様々な苦労が絶えません。

なかでも、面接に苦労するという方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、面接でよく聞かれる質問である「就職活動の軸」について例文を交えながら書いていきます。

目次

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就職活動(就活)の軸」の例文・一覧 業界別3選! 面接での答え方

まずはじめに就職活動の軸の例文をいくつか紹介しておこうと思います。

「私は、世の中に大きく変化を与えられることを軸に活動を行っています。」

「私はいかに社会貢献できるかという点に活動の軸をおいております。」

「私は同じ企業に在籍している中で、常に環境を変えられるかという点に軸をおいております。」

このような例文は代表的なものです。

また、一言で言える就職活動の軸の一覧を「会社軸」「場所軸」「人軸」「自分の気持ち軸」に分けて挙げておきます。

会社軸
・成長スピードが速い
・成果主義・実力主義
・社風が自分に合っている
・産休・育休・福利厚生などの制度がある
・安定している企業
・上場企業
・有名な会社

場所軸
・転勤がない
・海外で働ける

人軸
・居心地が良くて人間関係が良好
・人の役に立てる
・尊敬できる上司がいる
・人と関わる機会がたくさんある

自分の気持ち軸
・自分がやりたいことができる
・世の中を変えたり貢献したい
・自分の好きな商品がある
・自分の好きなサービスがある
・趣味と一致している

ただ、ありふれた軸を答えているだけでは、企業にとっては印象に残るものとはなりません。

就活の面接で軸を答える際に、軸がどのように志望している会社に当てはまるのかを考えることが大切です。

では業種ごとにどのような就職活動の軸を答えるのが適切か、見ていきましょう。

就職活動の軸の例文:アクセンチュアの面接の場合

まずはじめに、コンサル業界の中でも知名度の高いアクセンチュアの面接の場合の就活の軸の例文を考えてみましょう。

コンサルはクライアントのニーズを満たすことが第一の仕事です。

つまり単純に課題を解決すればいいというものではありません。

では『クライアントのニーズを満たす』という点を意識した就職活動の軸の回答例を紹介いたしましょう。

「交流会で御社の◯◯さんの仕事に対する熱い想いを伺い、

◯◯さんのような社員になりたいということを軸においています。」

この例文では、人を軸においていますが、クライアントとの関わりが命のコンサル業界では人を軸とするのが適切でしょう。

就職活動の軸の例文:商社の面接の場合

続いて商社の面接の場合の就活の軸の例文考えてみましょう。

商社で働く上で大切なことは大きく3つあります。

  • 広い視野と好奇心を持っていること
  • 徹底した探究心があること
  • 人間的魅力があること

これらです。

以上を踏まえると次のような例文が考えられます。

「回りを巻き込みながら働き、グローバルに働きたいということを軸においています。」

このような就活の軸は、商社ならではの志望動機を含んでおり、適切と考えられます。

就職活動の軸の例文:金融系の面接の場合

続いて金融系の面接の場合の就活の軸の例文を考えてみましょう。

金融業界は、金融の知識だけでなく幅広い知識を用いて日本経済の成長を担っています。

以上を含めると、次のような例文が考えられます。

「自分を成長させ、自分の成長を社会貢献にもつなげていくということを軸においています。」

このような軸は金融業界において欠かすことのできないものでしょう。

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「就職活動(就活)の軸」とは? 面接官が聞く意図

ここまで業界別に適切な軸の例を紹介していきましたが、そもそもなぜ就活の軸を企業の面接官は聞くのでしょうか。

「就職活動(就活)の軸」とは?

就職活動の軸とはそもそも何なのでしょう。

面接やエントリーシートで聞かれたことが多い方は多いとは思いますが、そもそも何なのかを再確認しましょう。

就職活動の軸とは、就活用語で将来の夢に当たるものです。

就活の軸で自分の夢をいかに表現できるかが大切となります。

面接官が就職活動の軸を聞く意図は『どのように企業・会社に貢献できるか』を知るため

就活で新卒採用をする企業にとって、学生に即戦力はそれほど期待していません。

そのかわりに、将来企業・会社にどのように貢献できるのかを判断しています。

その際に基準となるのが、就活の軸が何であるかでしょう。

 

学生の就活の軸から、学生の将来の夢を知ることができます。

それと、企業の経営理念を照らし合わせます。

両者が一致していれば、「この人は会社に貢献できるな」という判断となり、企業・会社にとっては「ぜひ採用したい」となるでしょう。

「就職活動の軸」はどうやって見つける? 志望動機につなげよう!

ここまで見てきて、就職活動の軸の重要性がわかってもらえたかと思います。

ですが、いきなり軸と言われても難しいと思います。

ではその軸はどのように見つければよいのでしょう。

最終的に企業の経営理念に近づける作業は必要かもしれませんが、初めは自分で考えたほうが良いです。

就活の面接では深掘りされることが多いのでボロが出てしまう恐れがあるからです。

 

まずはじめに、素直な気持ちで自分が将来やりたいこと、大切にしたいことを書き出してみると良いでしょう。

「お金を稼ぎたい。」、「人を喜ばしたい。」、「人に影響力を与えたい。」などなんでもよいと思います。

次にそれらを深掘りしていきましょう。

具体的には、「お金を稼ぎたい」だったら、「どうしてお金を稼ぎたいか」「どのようにして稼ぎたいか」と理由や手段を考えていきます。

「なぜ?」「どうして?」「どのように?」と自問自答を繰り返して、それらを書きとめていくことで、立派な就職活動の軸が完成します。

自ら深掘りしていくことで、就活の面接で突っ込まれても自身を持って答えることができるでしょう。

また自分の軸が完成すれば、志望動機など他の質問にも対応できるでしょう。

「就職活動の軸」の例文はあくまで参考に 「人」が見られる面接では自分独自の強みを出そう!

ここまで就職活動の軸を見てきました。

紹介した例文はあくまで参考程度に、ぜひ自分独自の確固とした軸を作り上げてください。

就職活動では精神的に疲れることも多いかと思いますが、

最終的には自分の合った企業が採用してくれると思うので、面接では積極的に自分独自の強みを出していきましょう。

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